【か】の四字熟語

 【か】の四字熟語

 開闢以来 かいびゃく いらい
天地が開け始めてからこの方ということ。
「開闢」は地の開けた始め。また、開くこと。

 懐宝夜行 かいほう やこう
宝をふところに入れて、夜道を歩く。 危険をおかすことのたとえ。
宝を懐(イダ)きて夜行く」が書き下ろし文。

 開門揖盗 かいもん ゆうとう
門を開けて、泥棒にあいさつする。 自らわざわいを招くこと。
「揖」は敬意を表すために、両手を胸の前で組み、囲みを作った形にすること。
門を開きて盗に揖す」が書き下ろし文。

 下学上達 かがく じょうたつ
身近で分かり易いことから学び始めて、やがて高度の学問的な真理に到達すること。
また、手近な所から学び始めて、次第に上達していくこと。

「下学」は初歩から学ぶこと。 「上達」は高いレベルに達すること。

theme : 語学の勉強
genre : 学問・文化・芸術

【え】の故事ことわざ

 【え】の故事ことわざ

 絵に描いた餅
単に頭の中で考えただけのもくろみで、実現する可能性のないこと、
実際には役立たないことのたとえ。

絵に描いた餅は、どんなに美味そうに描けていても見るだけのもので
食べられないことから。
「類句」机上の空論

 蝦(エビ)で鯛を釣る
わずかな労力や元手で、大きな利益を得るたとえ。
略して「えびたい」ともいう。
「類句」雑魚で鯛釣る 

 栄耀(エヨウ)の餅の皮
度を越したぜいたくのたとえ。
「栄耀」はぜいたくの意。
贅沢がきわまって、むく必要のない餅の皮までむいて食べることから。
「類句」豆腐の皮を剥く

 猿臂(エンビ)を伸ばす
物をつかむために長く腕を伸ばすようす。
「猿臂」は猿の腕のように長い腕。

theme : ことわざ
genre : 学問・文化・芸術

【か】の四字熟語

 【か】の四字熟語

 海内奇士 かいだいの きし
類まれなほどすぐれた人物のこと。
「海内」は四海の内のことから転じて、天下、国内の意。
「奇士」は群を抜いてすぐれた人物。

 回天事業 かいてん じぎょう
天地をひっくり返すほどの大きな事業のこと。
「回天」は天を回転させる意から転じて、天下の情勢を一変させること。
「回天」は「廻天」とも書く。 「回天」を「回転」と書き違えない。
「類語」回天之力

 回天之力 かいてんの ちから
天下の情勢を一変させるほどの大きな力。
また、困難な状況を一変させるほどの大きな力。

「回天」は天を回転させる意から転じて、天下の情勢を一変させること。
「回天」は「廻天」とも書く。 「回天」を「回転」と書き違えない。
「類語」回天事業

 開天闢地 かいてん びゃくち
世界の始まり。天地創造の時のこと。また、ものごとの始まりのこと。
史上初の大事業などについていう。

「闢」はひらくで「へき」とも読み、「辟」とも書く。
「開闢」は天地ができた、世界の始まりの時。
天を開き地を闢(ヒラ)く」が書き下ろし文。
「類語」天地開闢

theme : 語学の勉強
genre : 学問・文化・芸術

【え】の故事ことわざ

 【え】の故事ことわざ

 江戸中旦那の白壁は皆
江戸にはれっきとした旦那衆が大勢いるから、奉公先には困らないということ。
「白壁」は白壁造りの土蔵のことで、裕福な商家のこと。
「旦那」は奉公人が主人をいう語。
奉公先は今の主人に限らないと、奉公人がふてくされていうことば。
「類句」世界中が白壁造り

 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し
江戸っ子は言葉使いこそ荒いが、腹の中はさっぱりしていて、
ものごとにこだわらないということ。
また江戸っ子は口先ばかりで威勢がよくて、胆力がないということ。

「吹き流し」は風に泳ぐ鯉幟のことで、吹き抜けになっていて腹の中が空洞であることから。
「類句」江戸っ子は五月の鯉で口ばかり

 江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ
江戸っ子の気っぷのよさ、金離れのよさをいうことば。
「宵越しの銭」は一夜持ち越す金のこと。
江戸っ子はその日に稼いだ金はその日のうちに使ってしまう意から。
「江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ」ともいう。

 江戸の敵を長崎で討つ
意外な場所や筋違いな事などひょんなことから、かって受けた恨みの仕返しをするたとえ。
江戸の地で恨みを受けた相手を、江戸から遠く隔てた長崎の地で討ち果たすことから。

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genre : 学問・文化・芸術

【か】の四字熟語

 【か】の四字熟語

 開源節流 かいげん せつりゅう
財源と租税。
財源を開発して、租税の徴収を節減すること。
また、収入を確保して、支出を抑える健全財政のこと。

「源」は本源で、財源や収入のこと。 「流」は末流で、租税や支出のこと。
「源(ミナモト)を開き流れを節す」が書き下ろし文。
「類語」量入制出

 解語之花 かいごの はな
美女のたとえ。
「解語」はことばがわかること。ことばがわかる花の意から。
「類語」羞花閉月 沈魚落雁

 鎧袖一触 がいしゅう いっしょく
簡単に相手を打ち負かすことができることのたとえ。
鎧の袖でちょっと触れただけですぐに相手を倒せることから。
「鎧袖」は鎧の袖。 「一触」はちょっと触れること。

 海誓山盟 かいせい さんめい
非常に固い誓い。また、男女の愛が永遠に変わらないことのたとえ。
海や山のように永久に変わらない誓いの意から。

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genre : 学問・文化・芸術

【え】の故事ことわざ

 【え】の故事ことわざ

 えせ侍の刀弄(イジ)り
実力の乏しい者ほど外見を取りつくろうというたとえ。
「えせ侍」は武士らしくない臆病な武士のこと。 
えせ侍にかぎって、人前でむやみに刀に手をかけるなどして威張って見せる意から。

 得たり賢し
思いどおりの事が運んで満足し、得意げに言うことば。
「しめた」「ありがたい」「うまくいった」の意。

 枝を伐って根を枯らす
手近なところから順次処理して、そのうえで根本的なことを始末するたとえ。
木を枯らすためには、いきなり根に手を加えるのはむずかしいから、
まずやりやすい枝を切り落として、次第に根を枯らしてゆくのがよい意から。

 枝を矯(タ)めて花を散らす
小さな欠点を直そうとして、重要なものを損なう。
末梢にこだわって致命的な損失を被ることをいう。

枝ぶりをよくするために木をいじって花を散らしてしまう意から。

theme : ことわざ
genre : 学問・文化・芸術

【お】の四字熟語

 【お】の四字熟語

 温柔敦厚 おんじゅう とんこう
人柄が温かく優しく、真心のこもっていること。
「温柔」は平穏で柔和なこと。 「敦厚」は人情の厚いこと。
「類語」温厚篤実

 恩讐分明 おんしゅう ぶんめい
恩は恩、讐(アダ)は讐として明確に区別し、それぞれに必ず報いること。

 遠塵離垢 おんじん りく
けがれから遠ざかり、苦しみから離れる。
仏教のことばで、この世における迷いを断ち切ること。

 音吐朗暢 おんと ろうちょう
音声がほがらかで、よく通るさま。
「朗暢」は朗吟する時の声が大きくのびやかであるさま。

theme : 語学の勉強
genre : 学問・文化・芸術

【う】の故事ことわざ

 【う】の故事ことわざ

 運根鈍 うん こん どん
成功するには、運がよいこと、根気があること、粘り強いことの三つが必要だということ。
「運鈍根」ともいう。

 生んだ子より抱いた子
産んだだけで育てなかった我が子よりも、
手塩にかけて育てた他人の子のほうが情が移って可愛いということ。


 蘊蓄(ウンチク)を傾ける
自分の知識や技能を思う存分注ぎ込んで、ものごとを行う。
「蘊」も「蓄」もたくわえる。
「蘊蓄」は勉強や研究をして積みたくわえた深い知識や技能のこと。

theme : ことわざ
genre : 学問・文化・芸術

【お】の四字熟語

 【お】の四字熟語

 横草之功 おうそうの こう
非常に容易なことのたとえ。 また、きわめてわずかな功労のたとえ。
「横草」は草を横に踏み倒すこと。
それが非常にたやすく、また、その功労もわずかであることから。

 応用無辺 おうよう むへん
仏教のことばで、仏は衆生を救済するために、時と場所を選ばず、
いつでもどこでも姿をあらわすということ。


 屋烏之愛 おくうの あい
きわめて愛情の深いこと、また、偏愛・溺愛のたとえ。
「屋烏」は屋根の上のカラス。
強く人を愛すると、その人の住む家の屋根の上にとまる烏さえ好きになってしまう意から。
「烏」を「鳥」と書き違えない。

 温慈恵和 おんじ けいか
やさしくいつくしみ、恵み深いこと。
「恵和」は「けいわ」とも読む。

theme : 語学の勉強
genre : 学問・文化・芸術

【う】の故事ことわざ

 【う】の故事ことわざ

 瓜(ウリ)の蔓(ツル)に茄子(ナスビ)はならぬ

平凡な親から非凡な子供は生まれない。血は争えないということ。
また、ある原因からは、それ相応の結果しか生じないこと。

「類句」燕雀鳳を産まず 蛙の子は蛙 鳶の子は鷹にならず
「反対句」鳶が鷹を生む
「英語例」 Eagles does not breed doves. (鷲は鳩を産まない)

 瓜二つ
顔かたちが見分けがつかないほどよく似ているたとえ。
瓜を縦に二つに割ると、二つの瓜が同じ形をしていることから。
「瓜を二つに割ったよう」ともいう。
「英語例」 As alike as two peas in a pod.
   (さやの中のえんどう豆ほど似ているものはない)

 胡乱(ウロン)の沙汰
いい加減で疑わしい評判やうわさ。
「胡乱」は疑わしく、うさんくさい。 「沙汰」は評判。

 浮気と乞食はやめられぬ
浮気も乞食も、一度味をしめるとなかなかやめられない。
悪い習慣が身につくと、改めにくいというたとえ。

「うわき」と「こじき」の「き」の語呂合わせで、面白くいったことば。

theme : ことわざ
genre : 学問・文化・芸術

はなちゃん

はなちゃん

Author:はなちゃん
 『華姫』
1999年2月12日生まれ
 柴犬 雌
裏庭でかくれんぼ

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