故事ことわざ 「辛抱」
辛抱
雨垂れ石を穿(ウガ)つ
小さな力でも辛抱強く努力すれば、いつかは必ず成功するというたとえ。
軒下から落ちるわずかな雨垂れでも、長い間同じ所に落ち続ければ
硬い石に穴をあけてしまう意から。 「点滴石を穿つ」ともいう。
「類句」石に立つ矢 思う念力岩をも徹す
「英語例」 Constant dripping wears away the stone. (絶え間のない滴は石に穴をあける)
石の上にも三年 2008/03/24
辛抱する木に金がなる 2008/05/30
面壁九年 めんぺき きゅうねん
長い間、辛抱強くひとつことに努力・精進することのたとえ。
「面壁」は壁に面して座禅を組むこと。
禅宗の祖達磨大師が、河南省の少林寺で壁に向かって九年間座禅を組み、
悟りを開いたという故事から。
雨垂れ石を穿(ウガ)つ
小さな力でも辛抱強く努力すれば、いつかは必ず成功するというたとえ。
軒下から落ちるわずかな雨垂れでも、長い間同じ所に落ち続ければ
硬い石に穴をあけてしまう意から。 「点滴石を穿つ」ともいう。
「類句」石に立つ矢 思う念力岩をも徹す
「英語例」 Constant dripping wears away the stone. (絶え間のない滴は石に穴をあける)
石の上にも三年 2008/03/24
辛抱する木に金がなる 2008/05/30
面壁九年 めんぺき きゅうねん
長い間、辛抱強くひとつことに努力・精進することのたとえ。
「面壁」は壁に面して座禅を組むこと。
禅宗の祖達磨大師が、河南省の少林寺で壁に向かって九年間座禅を組み、
悟りを開いたという故事から。
故事ことわざ 「慎重にやれ」
慎重にやれ
浅い川も深く渡れ
事をおこなうときは、些細なことにも注意して、決して油断してはいけないという戒め。
浅い川も深い川と同じつもりで用心して渡れの意から。
「類句」石橋を叩いて渡る 念には念を入れよ
「英語例」 Cross a shallow river as if it were deep. (浅い川も深いと思って渡れ)
石橋を叩いて渡る 2007/01/15
大地に槌 2007/11/03
念には念を入れよ 2008/04/23
浅い川も深く渡れ
事をおこなうときは、些細なことにも注意して、決して油断してはいけないという戒め。
浅い川も深い川と同じつもりで用心して渡れの意から。
「類句」石橋を叩いて渡る 念には念を入れよ
「英語例」 Cross a shallow river as if it were deep. (浅い川も深いと思って渡れ)
石橋を叩いて渡る 2007/01/15
大地に槌 2007/11/03
念には念を入れよ 2008/04/23
故事ことわざ 「信心」
信心
鰯の頭も信心から
どんなつまらないものでも、信心しだいで尊く有難いものになるということ。
鰯の頭のようなつまらないものでも信仰の対象になる意から。
節分の夜に、鰯の頭を柊の枝にさして門口に置くと悪鬼を追い払うという風習からできた言葉。
「類句」白紙も信心次第
「英語例」 Miracles are those who believe in them. (奇跡はそれを信じる人に起きる)
叶わぬ時の神頼み
日ごろ信心など露ほどもしない者が、ことが叶わない時に限って神様に頼り、
救いを求めるたとえ。
「類句」苦しい時の神頼み 今際の念仏誰も唱える 人窮すれば天を呼ぶ
事ある時は仏の足を戴く
普段は信仰心などない人でも、なにかあった時には仏の足元にひれ伏して
助けを求め、一心に祈るというたとえ。
「類句」苦しい時の神頼み
仏ほっとけ神構うな
信心や信仰も、程々にしておいたほうがよいということ。
「仏」と「ほっとけ」、「神」と「かまうな」と語呂合わせ、調子よくいった言葉。
鰯の頭も信心から
どんなつまらないものでも、信心しだいで尊く有難いものになるということ。
鰯の頭のようなつまらないものでも信仰の対象になる意から。
節分の夜に、鰯の頭を柊の枝にさして門口に置くと悪鬼を追い払うという風習からできた言葉。
「類句」白紙も信心次第
「英語例」 Miracles are those who believe in them. (奇跡はそれを信じる人に起きる)
叶わぬ時の神頼み
日ごろ信心など露ほどもしない者が、ことが叶わない時に限って神様に頼り、
救いを求めるたとえ。
「類句」苦しい時の神頼み 今際の念仏誰も唱える 人窮すれば天を呼ぶ
事ある時は仏の足を戴く
普段は信仰心などない人でも、なにかあった時には仏の足元にひれ伏して
助けを求め、一心に祈るというたとえ。
「類句」苦しい時の神頼み
仏ほっとけ神構うな
信心や信仰も、程々にしておいたほうがよいということ。
「仏」と「ほっとけ」、「神」と「かまうな」と語呂合わせ、調子よくいった言葉。
故事ことわざ 「焼き餅」
焼き餅
漬物褒めれば嬶褒める
漬物は夫々の家庭の主婦の腕の見せ所で、その味を褒めるのは主婦を褒めるのと同じ事になる。
だが、へたに褒めれば亭主の焼きもちを招く結果になるから気をつけよということ。
「類句」漬物褒めれば親父が悋気
焼き餅焼くとて手を焼くな 2007/02/14
悋気嫉妬は女の常
やきもちは女性につきものだという考え方。
「悋気」はやきもちのことで、「悋気」「嫉妬」と重ねて意味を強め、面白くいったもの。
悋気は女の七つ道具
やきもちは男性に対する女性の貴重な武器・手段だという考え方。
「悋気」はやきもち。「七つ道具」は武士が用いた七つの武具。
漬物褒めれば嬶褒める
漬物は夫々の家庭の主婦の腕の見せ所で、その味を褒めるのは主婦を褒めるのと同じ事になる。
だが、へたに褒めれば亭主の焼きもちを招く結果になるから気をつけよということ。
「類句」漬物褒めれば親父が悋気
焼き餅焼くとて手を焼くな 2007/02/14
悋気嫉妬は女の常
やきもちは女性につきものだという考え方。
「悋気」はやきもちのことで、「悋気」「嫉妬」と重ねて意味を強め、面白くいったもの。
悋気は女の七つ道具
やきもちは男性に対する女性の貴重な武器・手段だという考え方。
「悋気」はやきもち。「七つ道具」は武士が用いた七つの武具。
故事ことわざ 「元に戻る」
元に戻る
元の鞘に収まる
いったん仲たがいして別れた者同士が、またもとの関係に戻ることのたとえ。
鞘から抜き放たれた刀が、再び元の鞘の中に収まる意から。
「元の鞘へ収まる」ともいう。
元の木阿弥
せっかく一度よくなったものが、また元の悪い状態に戻ってしまうたとえ。
「英語例」 to return home as wise as one went (少しも賢くならずに戻ってくる)
焼け木杭には火がつきやすい 2008/04/07
元の鞘に収まる
いったん仲たがいして別れた者同士が、またもとの関係に戻ることのたとえ。
鞘から抜き放たれた刀が、再び元の鞘の中に収まる意から。
「元の鞘へ収まる」ともいう。
元の木阿弥
せっかく一度よくなったものが、また元の悪い状態に戻ってしまうたとえ。
「英語例」 to return home as wise as one went (少しも賢くならずに戻ってくる)
焼け木杭には火がつきやすい 2008/04/07
故事ことわざ 「役に立つものは少ない」
役に立つものは少ない
独活(ウド)の煮え太り
役に立たない物に限って量の多いたとえ。
独活は大きく育つが、柔らかいので材木としても使えず、まずくて食用にもならないことから。
「類句」阿呆の煮え太り 味ない物の煮え太り まずい物の煮え太り
大水に飲み水なし 2007/10/28
冬瓜の花の百一つ 2007/11/22
土佐船の錨
どれほどよい物でも、それを必要とするときにその場所になければ、
何の役にも立たないということのたとえ。
昔土佐の回船は、よその港に入った時、道具が粗末だと言われるのを恥じ、
よい錨は国元に置いてきたと言って体裁を取り繕ったことから。
独活(ウド)の煮え太り
役に立たない物に限って量の多いたとえ。
独活は大きく育つが、柔らかいので材木としても使えず、まずくて食用にもならないことから。
「類句」阿呆の煮え太り 味ない物の煮え太り まずい物の煮え太り
大水に飲み水なし 2007/10/28
冬瓜の花の百一つ 2007/11/22
土佐船の錨
どれほどよい物でも、それを必要とするときにその場所になければ、
何の役にも立たないということのたとえ。
昔土佐の回船は、よその港に入った時、道具が粗末だと言われるのを恥じ、
よい錨は国元に置いてきたと言って体裁を取り繕ったことから。
故事ことわざ 「悪いこと」
悪いこと
耳を覆うて鐘を盗む
悪いこと、恥ずかしい事だと知りながら、無理に何も考えないようにして行うことのたとえ。
また、自分ではうまく罪を隠しおおせたつもりでも、人々には広く知れ渡っていることのたとえ。
盗もうとした鐘が重過ぎるので、割って運ぼうと槌で叩いたところ大きな音がしたので、
人に聞かれるのではないかと恐れ、愚かにも自分の耳を覆ったという説話から。
「耳を覆うて鈴を盗む」ともいう。
「英語例」 The cat shuts its eyes while it steals cream. (猫はクリームを盗むとき目を閉じる)
雨降って地固まる
揉め事が起こると、それを解決するために議論をしたりして、
互いの気持ちが理解し合えるようになるから、かえってよい結果を招くということ。
雨が降った後は、かえって土地が固く締まってよい状態になる意から。
「英語例」 The falling-out of lovers is a renewing of love. (恋人同士のけんかは恋を新たにする)
破れりゃ固まる
失敗することによって、かえって事態がよく治まることのたとえ。
腫れ物は破れて膿が出ると、固まって治るということから。
「類句」雨降って地固まる
謗れば影差す 2007/12/15
耳を覆うて鐘を盗む
悪いこと、恥ずかしい事だと知りながら、無理に何も考えないようにして行うことのたとえ。
また、自分ではうまく罪を隠しおおせたつもりでも、人々には広く知れ渡っていることのたとえ。
盗もうとした鐘が重過ぎるので、割って運ぼうと槌で叩いたところ大きな音がしたので、
人に聞かれるのではないかと恐れ、愚かにも自分の耳を覆ったという説話から。
「耳を覆うて鈴を盗む」ともいう。
「英語例」 The cat shuts its eyes while it steals cream. (猫はクリームを盗むとき目を閉じる)
雨降って地固まる
揉め事が起こると、それを解決するために議論をしたりして、
互いの気持ちが理解し合えるようになるから、かえってよい結果を招くということ。
雨が降った後は、かえって土地が固く締まってよい状態になる意から。
「英語例」 The falling-out of lovers is a renewing of love. (恋人同士のけんかは恋を新たにする)
破れりゃ固まる
失敗することによって、かえって事態がよく治まることのたとえ。
腫れ物は破れて膿が出ると、固まって治るということから。
「類句」雨降って地固まる
謗れば影差す 2007/12/15
故事ことわざ 「公平」
公平
片口聞いて公事を分くるな
訴訟の裁きは公平でなくてはならない。
どんな場合でも一方の言い分だけを聞いて判定してはいけないということ。
「片口」は一方だけの言い分、「公事」は訴訟のこと。
「類句」片口聞いて下知すな 両方聞いて下知をなせ
日月に私照無し
すべてのものに公平に恩恵を施すたとえ。
日と月は特定のものに偏ることなく、あまねく万物を照らすの意から。
他人の正目
誰でも自分に関係のあることは、公平な目で見ることはできない。
だから、利害関係のない他人の見方のほうが正確だということ。
「正目」はまっすぐに筋の通った木目のことから、筋道を見定める目の意。
「類句」岡目八目
両方聞いて下知をなせ
争い事に判断を下すときは、不公平にならないように、
両方の言い分を聞いてから判断せよということ。
「類句」片口聞いて公事を分くるな
「英語例」 to hear both sides (両方を聞け)
片口聞いて公事を分くるな
訴訟の裁きは公平でなくてはならない。
どんな場合でも一方の言い分だけを聞いて判定してはいけないということ。
「片口」は一方だけの言い分、「公事」は訴訟のこと。
「類句」片口聞いて下知すな 両方聞いて下知をなせ
日月に私照無し
すべてのものに公平に恩恵を施すたとえ。
日と月は特定のものに偏ることなく、あまねく万物を照らすの意から。
他人の正目
誰でも自分に関係のあることは、公平な目で見ることはできない。
だから、利害関係のない他人の見方のほうが正確だということ。
「正目」はまっすぐに筋の通った木目のことから、筋道を見定める目の意。
「類句」岡目八目
両方聞いて下知をなせ
争い事に判断を下すときは、不公平にならないように、
両方の言い分を聞いてから判断せよということ。
「類句」片口聞いて公事を分くるな
「英語例」 to hear both sides (両方を聞け)
故事ことわざ 「欠点」
欠点
玉の杯、底なきが如し 2008/03/25
我が身の臭さ我知らず
自分の欠点はなかなか気づかないものだというたとえ。
「類句」息の臭きは主知らず
我が身の事は人に問え 2008/04/09
我を非として当(ムカ)う者は吾が師なり
自分の欠点を注意してくれる人は、誰でも自分を教え導いてくれる先生だということ。
玉の杯、底なきが如し 2008/03/25
我が身の臭さ我知らず
自分の欠点はなかなか気づかないものだというたとえ。
「類句」息の臭きは主知らず
我が身の事は人に問え 2008/04/09
我を非として当(ムカ)う者は吾が師なり
自分の欠点を注意してくれる人は、誰でも自分を教え導いてくれる先生だということ。
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